トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

指揮者に求められるもの

「音楽の捉え方に信念のある人、それでいてオーケストラから出されてくるものには耳を傾けて、それを自分の目標に合わせていく人、こういう人にはオーケストラのミュージシャンは熱をあげるし、意欲も高められると思う。それでも結果はその人のねらいから多少ずれるかもしれない。そうすると彼はプレーヤーの気分をほぐす。
(中略)
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本を所有する理由

最近知人がご結婚なさったとのことで、何ともめでたい限りですが、あまりめでたくない話も色々セットで付いて来る様で。その一つに、余り読書を嗜まない奥様から「本棚がスペースを取るから本を捨ててちょうだい」と言われたのだそうです。
「そんならまずタンスから溢れ出しそうなお前の服を捨てろ!」というのを出来るだけマイルドな言い回しで伝えたところ、「服は着るからいいのよ。本なんか図書館で読めばいいじゃない」と返されて、早速夫婦の間で仁義なき戦いの気配が漂いつつあるとかないとか云々。
うーん。旦那様の鉄道模型だとかフィギュアとか、そういったコレクションが夫婦喧嘩の種になるのは珍しくもない話ですが、私も本だけはお願いですから勘弁してやって下さいと言いたくなります。本は着れないし食べれもしないですけれど、生きて行くのに必要なんです。

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舞台芸術と法律ハンドブック

舞台芸術と法律ハンドブック 公演実務Q&A
文化法研究会編著

こんな本を読みましたというご紹介。
芝居の脚本を書いた人間は、著作権著作人格権を持っています。著作権というのは複製権・上映権・翻案権などをひとくくりにまとめたもので、財産権であるため他者に譲渡することができます。著作人格権というのは公表権・同一性保持権などを指し、人格権であるために譲渡ができません。
上演に関わった人々が保有するのは著作隣接権といって、録画権・放送権などが含まれます。芝居は総合芸術ですが、現状では芝居全体を一つの著作物として扱う仕組みがないため、装置や音楽といったそれぞれの要素に分解した上で著作権法が適用されます。
その他、チケットを委託販売する場合の契約事項、不慮の事態で公演中止になった場合の払い戻し、観客が怪我をしてしまった場合の責任の所在など、実際に起こり得る状況に即したQ&A集がどっさり載っている一冊です。
「海外から公演団体を招く場合のビザ申請について」なんて項まであって、いわゆる小劇場界の人には縁の無い話題の方が多いのですが、それでも皆今すぐ読めばいいのにと思います。基本的な考え方を知っておくのは大事なことです。

2013年に読みたい本

あけましておめでとうございます。今年も万国トカゲ博覧会をよろしくお願い致します。
私個人と致しましては、昨年に落ち込んだ読書冊数を今年は多少挽回したいと思っております。そのためには岩波文庫で古典にチャレンジしては十数ページで挫折というケースを減らして、とりあえずは最後まで読み切れる本を選ぶべきではないかと思い、「ダ・ヴィンチ」(折良く1月号の特集はTHE BOOK OF THE YEARです)などチェックして見繕ってみました。
「そこは頑張って古典を最後まで読めよ!」というご意見は、有り難く拝聴するだけしておきます。

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