トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

トイガーデンの「リチャード三世」を観た

SN3S0376.jpg

よそさまのお芝居を観て来ました。写真は上演中も自由に撮って良いですとは言われたけど、webに公開しても良いとは言われなかったなあと思いつつ、人物にぼかしをかけてアップしております。
非常に実験的な作品で、詳細は本家サイトをご覧下さい。この写真は舞台上から、つまり観客の私が舞台エリアにずかずか上がり込んで撮った代物で、写真奥に映っている椅子テーブル辺りが客席エリアです。舞台上には台本や(写真左手前の人物が読んでいる物。この人は役者じゃなくて観客です)イメージスケッチが並べられていて、観客は舞台に上がってこれらを見ることができます。また別の場所ではリチャードの独白的な台詞をカメラに向かってしゃべる役者の映像(写真左奥ディスプレイ)が流れています。役者は舞台上に座り込んでリチャードの独白的な文章をしこしことPCに打ち込んでおり、観客は役者を見ても良いし、PC画面を覗き込んでも良いのです。

続きを読む
スポンサーサイト

活動報告

SN3S0380.jpg

久々に劇団ミーティングをしました。
来年の7月か8月に公演したいなあとか、場所はカフェにしようぜとか、客演さんは誰を呼ぼうかとか、まだ四方山話の段階ですが。でも話が進むと良いなあ。
私が「どっか旅行行きたい。有馬温泉とか」と言えばお酒の回った主宰は「俺は今度箱根温泉に行くんだぜププー」と返し、そんな二人を岡本氏が生温かく見守るという、まあ、いつもの通りでした。ちなみに写真はその時皆でチャレンジしてみたサムギョプサルです。おいしかったです。イタリア人の前で写真の手の形をすると流血沙汰になるんだそうです。

主題と手法

かつては、ちょうどお気に入りの技法があると、スケッチを山と積んだ中から、その技法で制作するのに最適と思われる1枚を抜き出したりしていたが、しかし今は反対に、それまでに習得した技法の中から、私がその時夢中になっている思考過程を表現するのに最適なものを選ぶようになったのである。…(中略)…
1938年以来私は自分の個人的アイデアを置き換えることにより強く引きつけられていったが、それは何よりもイタリアを去ったことによるものであった。スイス、ベルギー、オランダと次々に滞在したが、その地の風景や建築には南国イタリアほど感動するものはなかった。その結果、私は多かれ少なかれ、周囲の風景を自然そのままに模倣することから離れたのである。このような状況が内的な形象の発生を強く促したのであろう。

ジュリウス・ヴィードマン(編) (2006) アイコン・シリーズ M.C.エッシャー タッシェン・ジャパン p.13-14


続きを読む

「ドラフィル!」を読んだ

ドラフィル! 竜ヶ坂商店街オーケストラの英雄
美奈川護

読書感想文です。落ちこぼれ音大生が就職先も無いまま卒業し、親にも勘当され、流れ流れてしがない町のアマチュアオーケストラに参加することになりますが、そこで音楽とオーケストラの楽しさに触れて、人生の再スタート(?)を切るという青春小説です。
実のところ、よくわからない部分がありました。もちろん文章がわかりにくいとかいう話ではありません。『才能が無いから音大を出ても就職先が無い』という主人公の境遇や、主人公がひょんなことから所有している名器の音色の美しさとか、プロローグで登場する少女の名演奏は一体何がどう素晴らしいのかとか、つまり音楽周りの話です。
それを言うなら私はルーブル美術館大塚国際美術館の区別は付きませんし、新鮮地鶏とブロイラーの区別も付きませんし、ぶっちゃけ世の中わからないことだらけなのですが、この本は音楽がメインなだけに、ふと気になったのでした。
続きを読む

twitterとかいうブツ

sputnik.「宿酔」の話について、もうちょっと引っ張りますよ。当ブログは慢性的にネタ不足なのです。
公演前に「宿酔」「sputik.」でgoogle検索すると、当然ながら公式ブログの公演情報が引っかかる訳ですが、終演後に同じ単語で検索した場合は感想文、特にtwitterのつぶやきがばんばん上位に上がって来ます。万国トカゲ博覧会の旗揚げ時にはtwitterなんてものはなくて、アンケートの回収率も悪く(回収率が悪いのは大抵おもしろくなかったからだというのがよくわからなかったのです)、「感想用掲示板」なんてものを設置してみても荒らしすら来ない有様。それを考えると最近の劇団は恵まれてるなあと思います。そんな事言ってる間に公演しろよという話ですが。
加えてtwitterの感想文の美点の一つが、匿名ではなく発言者が明らかなことです。最近、読む本を選ぶ時にAmazonのレビューを参考にすることがあるのですが、読み終えた後で全く参考にするべきでなかったと後悔することもまたありまして。単にレビュアーと好みが合わなかっただけかもしれませんが、明らかに色眼鏡のかかってるレビューも多々あります。各々が自分の発言に責任を持つというのは大事ですし、レビュアーの嗜好が他のツイートから見て取れるのも参考になって良いと思います。
劇団員や公演参加者だけではなく、公演を観たお客さんが他の人の感想ツイートを検索しても楽しいだろうし、そういう意味では実にtwitter結構です。演劇だけではなく他の分野も同様に潤ってるんでしょうか。炎上の被害の方が大きいですかね?

FC2Ad