トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

息吐く間も無く

火曜日のゲキジョウ [30×30 pair.24]
『sputnik.×劇団ぎぶあっぷ』
7/15(火) 18:30~/19:50~ sputnik.「スープの冷めない夜

in→dependent theatreの平日公演シリーズに音響で参加します。
sputnik.さんがこの企画に参加するのは3回目(多分)ですが、冬村氏が脚本を担当するのは初めてです(多分)。ファンタジックな作品に仕上がる予感です。乞うご期待。
にしても公式で、私の名前が役者陣より前に載っているのは、スタッフ優遇政策なんでしょうか。そんなすごいことをする予定は無いんですが。

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見た目も本の内

以前こういうことを書きましたが、日本のライトノベルも大体似た様なことになっている様です。

「ライトノベル 文章」で画像検索した結果

どうも『新しい表現への自由な挑戦』よりは『単なるページ数稼ぎ』に見えてしまうんですが。私がこれをやったら役者とスタッフに殴られるだけだし・・・・・・
新井素子著「おしまいの日」(1992年初版)には丸々数ページ文章を黒く塗りつぶした箇所があり、著者が後書きで「印刷所との話し合いが大変だった」と漏らしていました。現在では印刷技術が向上して、こうしたものも簡単に印刷できるんでしょうか。

そういや先日「カリグラフィー・ブック」という、中世の写本工房に弟子入りしたらこういうことを習ったんだろうなあという本を読みました。現代の本で全頁でこれをやると印刷費用がすごいことになりますが、グーテンベルク聖書みたいなのをまた誰か作ってくれないかしら。科学系の百科事典には素晴らしい装丁のものがありますけれど、文系は儲からないからなあ。

役者とスタッフの間の壁

今更ながら「桐島、部活やめるってよ」を読んで、スクールカースト怖えー!高校生じゃなくて良かったー!と思ったのですが、劇団にヒエラルキーがあるかというと、少なくとも小劇場では微妙です。商業演劇ならスポンサーもしくは一番動員を稼げる人がトップでしょうが、小劇場で座長と演出家と舞台監督と制作が喧嘩したところで大して得るものもありません。一人が全部を兼ねるケースは置いといて。
だからといって全く平等な社会主義かと言うとこれも疑問で、私は打ち上げの席での盛り上がりっぷりが一つの良い尺度だと思っています。つまり
  演出家(座長) > 主役 > 脇役 > スタッフ > 当日手伝い
という順番ですね。

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他所様の芝居を観て来ました

芝居はするくせに人の芝居は観ない私が珍しく観劇に行きましたら、おもしろかったので宣伝してみます。

はなの台ふき/おなかごしのリリ」 コトリ会議 5/30~6/1 AI・HALL(伊丹市立演劇ホール)

AI・HALLを使ったことのない若手劇団向けの「break a leg」という企画だそうです。つまりコトリ会議さんはAI・HALLを使用するのは今回初めてということになります。
広い舞台の中央にin→dependent theatre 1st位の広さの装置がこぢんまりとしつらえてあって、大変趣のある舞台美術だったのですが、これは大劇場に対する苦手意識の表れですか?と下衆な勘繰りをしてしまいました。もちろん違うでしょうけど。
カフェ公演の経験もある劇団さんだけあって、これも頑張れば小劇場でできないこともないのでは?と思いました。がしかし大劇場での上演で全く違和感が無かったので、その様にカスタマイズしたんだろうなあと。
この調子でキャパの大きな大劇場での公演をじゃんじゃん続けて頂きたいです。何故なら動員数が増える→収入が安定、評判も上がる→劇団解散のリスクが減る→私が永く観に行けるからです。という訳で上記公演は終了してしまいましたが、まだコトリ会議さんを観たことの無い方は次回公演情報が発表されたら日時も見ずに予約すれば良いと思います。予定は後で調整すればよろしい。

穴の宇宙」 突撃金魚 6/1~6/30 突撃金魚アトリエ

こちらは逆に民家を利用しての公演で、1ステージ16席限定。演目は日替わりとのことです。
素敵なアトリエですねと思ったのですが、アトリエが素敵なのは別に劇団員の方の何がしかの成果では無いし(敢て言うならそう見せている舞台美術さんの功績)と思ってアンケートには何も書かずにしまったんですが、書いた方が良いんですかねえ。アンケートは読むばっかりで書き方がわからんのです。
でこちらは逆に、大劇場で上演すると色々なものが失われるだろうなあという、舞台と客席の近さを生かした濃厚なお芝居でした。これぞ小劇場という感じ。お客さんをがっぽがっぽ呼び過ぎるとキャパ的に困りますが、アトリエ公演のロングランで採算が取れてるんでしょう。
OMS戯曲賞受賞・東京進出と、私がどうこう言うまでもなく精力的に活動しておられる劇団さんですが、それがこういった、敢て客数を絞っての新しい試みに挑戦しているのを見ると、何だかお尻がむずむずする様な気分です。あ、いい意味です。
こちらは6月末まで上演しているので今からでも予約できますよ。前半公演はくじびき特典が、後半戦からは演目が一つ増えるんですって。

「驚く方法は忘れた」終演しました

sputnik. act09「驚く方法は忘れた」終演しました。

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今回も竹越巨匠のハンマーが唸りを上げ、ファンタスティックかつメランコリックな空間が出来上がっています。そこに巽嬢のハイセンスな照明が陰影を加え、不肖成瀬のへっぽこ音響もその上に乗っかったのでした。
ご来場頂いた方、遠い空からひっそりと成功を祈って下さった方、参加者の皆様、お手伝い頂いた皆々様、誠にありがとうございました。

今回の音響の隠しテーマは(ここに書いたら隠してないし)『人畜無害』でした。初めて脚本を読んだ時、主人公も少年もホリさんも、ぱっと見は人畜無害な顔をしているのが逆に不気味だなあと思ったのでした。その辺の狙いが終盤でジャストミートしてたら何よりです。

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