トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

2015年に読んだ本

この4月から仕事が変わって忙しくなったため、読書量が減った上に難しいものを読む体力が落ちてしまいました。何てこった。
あと、2015年に読みたい本をきちんと消化できた自分を誉め称えたいですが、その全てが会心のセレクトだったかというと、うーん・・・・・・というのもあり。まあ無駄玉を恐れていては読書なんてできませんし。

とりあえず今年読んだ☆印の本を挙げますと


特に最初の2つ。以前はラテンアメリカブームでしたが、今度はアラビアブームか?
難しいものが読めない代わりに、娯楽大作を純粋に楽しめる様になりました。仕事や雑事を忘れてのめりこめる本は、生きることを楽にしてくれます。
もちろん純文学だっておもしろければ寝食を忘れますが、最初のハードルを低くしても充分満足できる作品はあるんだなと。本当におもしろいものが読みたかったら多少の読み辛さは覚悟しなければ、と気負い過ぎていた部分もあったので。しかし私は「屍者の帝国」は充分エンターテイメントだと思いますけどね。

そんな訳で冬休みに入ります。皆様も良いお年を。

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公演とライブ

知人の知人が出演しているライブを観に行きましたよ。
ライブハウスとかいう場所は、トカゲの兄貴劇団ころがる石さんが並行して(?)やっているバンド直列6気筒エノモトで二三度行ったことがあるのですが、やはり何というか怪しげなところでした。劇場は怪しくないのか?
件の出演者の方とお話ししたところ、

「お芝居はいいですねー、お客さんたくさん居て。音楽は一桁がザラですよ」
「それ劇場が狭いだけですって」
「いえいえ、この前見たのは50人位入ってましたよ。いいなー」
「それは・・・・・・自分の孫が芝居に出てるのと、バンドでライブしてるのでは、どちらが観に行くハードルが低いかを考えますと。芝居は前知識が無くても孫の活躍っぷりがわかりますが、ライブは音楽的教養がなければ、孫がどんなふうに頑張ってるのかわかりませんから」
「芝居は比較的誰にでもわかるってことですね。本当は音楽もそうじゃないといけないんですけど。・・・・・・」

みたいな感じでした。私、何か変なこととか失礼なこと言ってないでしょうか。不安です。
ちなみにライブは、音楽的教養の無い私にも色々思うところがありました。芝居の音響の参考になる部分もありましたし。あ、これも音楽的教養の内?
あと個人的にはのんびり座ってて良い雰囲気だったのが好きでした。対バン形式で、インターバルなどの間に出演者の方と上記の如くお話ができたので。また機会があればー。

だって空気読めないし

ピエール・バイヤール「読んでいない本について堂々と語る方法」 2008年 筑摩書房

を読みました。
英語圏の文化人類学者がアフリカの一部族の元でフィールドワークを行った際に、英語文学の傑作であるところの「ハムレット」の物語を説明したところ、「先王とクローディアスの母親は同じなのか?わからない?そういったことは血筋が大事だぞ」「ホレイショーは何故最初に長老に相談しなかったのか。順序をわきまえない奴だ」「王妃が再婚するまでに2ヶ月もかかったのか?長過ぎだろう」「先王の亡霊とは何だ。死んだ人間が口を聞く筈が無い」と、惨憺たる有り様だったとか。
レビレート婚が普通の地域では「ハムレット」は受け入れられ辛いという話は聞いたことがありますが、なかなか愉快なエピソードです。が、私としては時として他人事ではない気がします。

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