トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

ヒキオタ語の習得

Sherlock: A Study in Pink

買っちゃいました。
名探偵ホームズの物語を21世紀版にアレンジしたBBCテレビドラマ「Sherlock」を漫画化したものです。
これを見ながらDVDを見れば字幕無しで観れる!英語の勉強にもなって一石二鳥!

と思った私が甘うございました。
ホームズが朗々と謎解きをするシーンが見所なんですが、ホームズのしゃべりが速い速い。
天才肌で協調性も無いという原作に忠実なキャラなので、自分には自明のことを他人にいちいち説明してやるのが面倒なご様子です。ぶっちゃけ早口のオタクっぽいしゃべりで、現代風アレンジが効いてて良いですね。・・・・・・とか言ってる余裕も無い位に速い。
まだきちんと読んでませんが、スラングはあまり出て来ない様です。でホームズもワトソンもそんなに訛りはないと思いますから、彼らのしゃべり方を真似すれば本場でも通用する!
と思ったんですけどねえ。ホームズのしゃべりに付いていくには相当な修練が必要ですし、彼の真似をしたところで「日本人ってやっぱりオタクなのね」と思われるのがオチの様な。

ドラマ自体は大変おもしろいので、皆カンバーバッチ氏を観たら良いと思います。

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前回の続き

戯曲というものは、劇作家が、人間の力を超えるなにものかと緊張感を以て対峙しているという地点からしか生産されないだろう。人間の力を超えるなにものかと緊張感を以て対峙している地点から生産されていないならば、どのように精緻な会話とどのように巧妙な構造を持った作品も戯曲とは呼べないだろう。シェイクスピア、ベン・ジョンスン、コルネイユ、ラシーヌ、オニール、イプセン、みな一様にその最盛期には、人間の力を超えるなにものかとの対峙に緊張感をみなぎらせていた。

三十年近く前に書いた文章で、今から見ると少々意気込みすぎていますが、ここに挙げた劇作家たちがいずれもその最盛期において、運命、歴史、社会矛盾、そういう不可抗なものと対峙する緊張した姿勢を持っていたことは確かです。
木下順二 「“劇的”とは」 岩波書店 1995年 p75


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