トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

良い観客と悪い観客

先日、名前は伏せて某氏としますがつまり土屋君について、彼はオタクかそうでないのか、オタクとしたらギークなのかキモヲタなのかで盛り上がりまして(主に私が)。キモヲタでないオタクとは何なのか、アニメや漫画の良き理解者とは、良い観客とは何なのかちょっとだけ考えたいと思います。
良い脚本家と悪い脚本家について考えるのは、GWを前にして精神が病むので止しにします。人間には現実逃避の権利があるのです。

私が考えるキモヲタの条件は①何故か上から目線で作品を観る②やたらに作品をネット上でけなすなど、作品やそのジャンルに対して自分が何らかの形で寄与することを考えない、の2点です。これを裏返せば良き愛好家の姿になるのでは。
つまり作品と正面から向き合って理解しようとし、良い作品なら口コミを拡散、悪い作品には建設的批判をするのが良い視聴者・良い観客であると考えます。客は金を払ってるんだからどんな楽しみ方をするのも勝手だ、と思うには私も歳を取り過ぎました。もし初心者ではなく愛好の徒を自任するのならば、誰でもネットで全世界へ意見を発信できる時代に、独りよがりな感想を書いて満足するよりも、もう少し他者とのつながりを善用しても罰は当たらないと思います。

一応は芝居を作ってお客様にお見せする立場の者が『良い観客』を語るとはけしからん、と思われるかもしれませんが、芝居を作るだけ作って自分は観ない人間はそんなに居ないので、これがなかなか他人ごとでないのです。
公演が開演してから終演するまで、観客はひたすら舞台を見るだけしかできない(本来はそうではないんですが)ため、受け身姿勢のまま上げ膳据え膳なことを言ってしまうのは大いにあることです。
演劇の経験があれば作品への理解度も増し、無茶な批判は減る様に思いますが、自分のことは簡単に棚上げする眼高手低の輩も多いのですよ(例えばここに一人。)。観たり読んだりするのは楽なので目は肥えやすいものの、作劇技術は身に付き難いため、明らかに自分のより優れた作品でも粗があれば喜んで飛びつくという不思議な人間が後を絶ちません。
ちなみに世の中には評論家という職業がありますが、あれは批評を生業とし、批評によって世の中へ影響を与えようとする人を指します。つまりtwitterやブログで勘違いしてる人はry((例えばここにry(

そういう訳で、自分が悪い観客になる危険を再認するために書きましたが、良い観客になるのもまた、正直面倒なことだと思います。ひどい作品をけちょんけちょんにけなすのはある意味健全な排泄活動ですし、良い劇団を応援するのも手間暇のかかることです。人は努力しなければすぐキモヲタになる、人は誰でもキモヲタの素質があるのだ!といったところで締めます。
あそうそう、某氏はやっぱりどっちかというとキモヲタじゃないかと思います。本人は反論するでしょうから、そこのところはまた彼とゆっくり話し合うことにします。

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