トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

「驚く方法は忘れた」終演しました

sputnik. act09「驚く方法は忘れた」終演しました。

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今回も竹越巨匠のハンマーが唸りを上げ、ファンタスティックかつメランコリックな空間が出来上がっています。そこに巽嬢のハイセンスな照明が陰影を加え、不肖成瀬のへっぽこ音響もその上に乗っかったのでした。
ご来場頂いた方、遠い空からひっそりと成功を祈って下さった方、参加者の皆様、お手伝い頂いた皆々様、誠にありがとうございました。

今回の音響の隠しテーマは(ここに書いたら隠してないし)『人畜無害』でした。初めて脚本を読んだ時、主人公も少年もホリさんも、ぱっと見は人畜無害な顔をしているのが逆に不気味だなあと思ったのでした。その辺の狙いが終盤でジャストミートしてたら何よりです。

以下、蛇足ですが。昔見た夢の話。
某T屋君の家に遊びに行きまして。確か、彼がしょうもないことを言ったので、立っている彼の足に(多分)「なんでやねん」と突っ込みを入れましたら、彼はバランスを崩して転倒し、近くにあったコンポに頭をぶつけて、動かなくなってしまいました。私は何が起こったのかわからず、とにかく荷物をまとめて逃げ帰りました。
それから「土屋と連絡取れないんだけど知らない?」に始まり「遊びに行ったんでしょ?何で警察に言わないの?あなたが言わないなら私から言うけど?」に至るまで、知人友人から大小様々なプレッシャーを受けながら、それでも私は黙っていました。あの時どんな会話をしていたのか、どうしてああなったのか。彼の足をどんな風に触ったのか。思い出そうとする程記憶は混濁するばかりで、少なくともわざとではないし、絶対にわざとじゃない、転ばせるつもりなんてなかった。彼はなんで転んだんだろう。そうかあの時カーペットが敷いてあって、彼はあれで滑ったんだ。私は彼の足を軽くつついただけだ、彼は自分で転んだんだ、事故だ、私のせいじゃない。彼のご両親に会ったら何て言えばいいんだろう。私のせいじゃない。あの時私は、彼のジーパンを掴んで引っ張りはしなかったか。転ばせようとしなかったか、そもそもカーペットの端に立ってる人の足をつつくなんて不注意じゃないか。ならやっぱり私のせいなのか。私が死なせたんだろうか。訳がわからない。わからない。何も思い出せない。
などと考えている内に捜査の手は私まで伸びて、警察と一緒に再び土屋家を訪れたのですが。改めて見た彼の部屋にはカーペットなんてありませんでした。彼が自分でつまずく様な物はどこにも無かったのです。
あの時は呆然としましたね。夢の中ですが。そして夢とはいえ土屋よ、すまんかった。そんなつもりは無かったんだ。

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