トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

戯曲展

戯曲は作品である岸井大輔個展@ARTZONE

を見て来ました。京都は良いですね。

個人的には「演劇の形式化」がおもしろかったです。テキストは今もネットで見れます。詳しくはこちら
ことに「戯曲は人間が何かを始めるきっかけであり、またそういうものは全て戯曲である。」というのについて、従来であれば造物主であるところの劇作家が(ほぼ)一人で書いた戯曲に対して『きっかけ』を感じた人間が集まって芝居を作ったのが、例えば集団制作などという近現代の形においては、まず参加者全員が共有できる『きっかけ』を探すところからはじまる訳です。実際岸井氏は街頭演劇や、演劇の経験や知識のない人間による劇作を提唱しておられます。

劇作家としては権限が大幅に削られた様な気がしなくもないですが、ワンマン芝居も流行らない不景気な昨今そうも言ってられませんし、何より時代の先端の演劇には乗っかってみたいと思う程度には私も軽佻浮薄です。
そして参加者各員の意見を取り入れるにしても、やはり最初のきっかけの大まかな枠組みを作るのは変わらず劇作家なのではないかと思います。芝居をしよう!と言い出す人は、実は巷の劇団では必ずしも劇作家ではないんですが、恐らく役割としてはその多くを担っているし、そういう役割は必要なので、結局担い続けるでしょう。
戦争において一番槍を取った後最初に敵に撃たれて死ぬ人が必要な様に、言い出しっぺをして回りからフルボッコにされる劇作家は必要なのです。あはは。

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