トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

芝居で飯を食うとか2

「演劇の食えなさってのは半端じゃないんだよ」
部長はやや懐かしむような口調である。
「辞める契機は結婚と子供だ。なまじの奴が所帯持てるような商売じゃない」
(中略)
「契機があっても演劇から足を洗えないのは、演劇にすべてを賭けるなんて決意の奴より、楽しくてついずるずる続けちゃったってのが多数派だよ」
有川浩 「シアター!2」 2011年 アスキーメディアワークス pp.327-330


あはははははは。良いこと言うなあ。
食えないならやる意味は無い、なんてことはありません。ただ芝居は、本業の傍らに趣味でやるには、どうにもこうにも時間を食い過ぎるんです。だから本業をおろそかにして・そもそも本業に就かないで野垂れ死ぬ人が後を絶たないのです。
『カフェ芝居が増えているのは演劇人が貧乏だからだ』という話を何回か書いていますが、単に舞台にかけるお金が無いだけではなく、そういう生活サイクルの部分もあるかもしれません。だから、舞台も衣装も派手に作り込んだ芝居よりは、子供を抱えたパート主婦も普通にできる様な芝居の在り方を目指す方が諸々幸せになれると思うのですが。稽古頻度と稽古場の場所、仕込み、チケット代の価格設定などなど。そしてそういった制約を乗り越えてなお、やってる当人達&お客様がおもしろいと思えるものが作れるかどうか。

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