トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

ジュウナンでザンシンな発想求む

先日、桂離宮に行って参りました。宮内庁のオンライン申し込みのページでは常に予約がいっぱいの様に見えますが、従来通りにハガキで申し込んだり、京都御苑内にある宮内庁京都事務所で窓口申し込みすれば結構空きがあるのですよ。オンライン予約程には手軽ではないですが、試してみる価値有りです。

参観するに当り、予習として桂離宮に関する本を何冊か読みました。建物の美しさについて語るものあり、庭について語るものあり、建築技法について語るものあり、史料的価値について語るものあり。
何にしても、写真や図が入っていないものは大変良み辛うございました。見たことがない建物の屋根と敷石の対比について、文章だけで語られてもねえ……。これでもかというほどに挿絵の入っているやつでちょうど良かったです。更に言うと、写真とそれに対応する文章がきれいに同じページに収まってる(相互に参照しやすい)と、非常に有り難かったです。

お。これこそ電子書籍にするべきではないですか。文章をクリックすれば写真が表示される、場合によっては動画で工程が解説される。おお。素晴らしい。
ってそれ、既にNHKの30分番組なんかでありそうじゃないですか?目新しさがないですね。発売されても売れませんね。
桂離宮内バーチャルツアーなら、有料でも人気が出るかもしれません。がしかし既にwebサイト上の無料コンテンツとして普及しているので、もう少し電子書籍的な付加価値を付けたい。画面中のアイテムをクリックすると解説テキストが表示されるとかですか?何かちゃちいなあ。アドベンチャーゲームみたいですやん。
というか画面の大きさ・見やすさでは大判本に敵いませんよねえ。発想がムック本の域を出ないというか。

みたいなことを私の鈍い頭で考えれば考えるほど、電子書籍が文章・映像・Webコンテンツといった既存の技術の統合しかできないのであれば、昭和生まれの紙本好きは到底振り向かせられないんだろうなあと思います。つまりそれらとは根本的に違った、新しい発想の電子書籍が必要なのですが、あったらとっくに誰かがやっとるっちゅう話ですね。そこが何とかなれば、電子書籍もやっとブレイクできると思うのになあ。人の発想が技術に追いつかないのは世の常ですが。 
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