トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

「演劇1」を観た

やっとこさ想田和弘監督ドキュメンタリー映画「演劇」を観ました。わーい。時間の都合上「演劇1」しか観れなかったんですが。
青年団の舞台裏が余すところなく映ってまして、大興奮です。給与の金額とか映ってます。揉めてるシーンもあります。生々しいです。カメラが結構揺れてる(=元から構えていたのではなくて、今起こっている事柄にカメラが付いて行っている)のと相まって生々しいです。

しかしやはり一番印象に残るのは稽古のシーンですか。稽古というのは何度もやらなきゃ稽古にならないんですけど、端から見たら同じことを何遍も繰り返すのでしつこいんですね。そして平田氏の演出がすごく繊細というか細かいので、とてつもなく偏執的な作業に見えます。その膨大な繰り返し作業の積み重ねが本番につながる訳です。
あと平田氏の演出が「そこ0.5秒詰めて」みたいに超物理的なのは有名ですが、言われた役者はそれに対して「はい」とは答えながら、そのまま機械的に詰める訳じゃないんですね。なんで詰めるんだろう?って考えて意味付けするのは役者の仕事なんです。
講演か何かのシーンで平田氏が「脚本家は仮説を立て、演出家は方法を考えて、役者が実験する。脚本家の思想を役者が実現しようとすると失敗する」と語っておられたのはそういうことなのかしら。

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