トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

観劇日記

rose ローズ」マーティン・シャーマン作、志賀澤子出演@オンガージュ・サロン

を観てきましたよ。

年老いた女性の身の上語りという体裁の一人芝居でして、途中で集中力が切れるかもしれないな・・・・・・と初めは及び腰だったのですが、主人公の人生がすこぶるドラマティックかつ省略する部分は思い切りよく省略されていたので(気が付いたら結婚してたり)杞憂でした。
あと話の途中で「何の話してたんだっけ?」とか「あ、薬の時間(がさごそと薬を取り出して飲む)」とかいういかにも老人風な台詞が、個人的に秀逸だったと思います。

作品全体を通して、主人公が自分をユダヤ人だとはっきり意識していたのが印象的でした。私はそんなことを意識して生きて来なかったからです。外国籍の観客の方が「『ここは自分の居場所じゃない』と思いながら日本で暮らして来たから、他人事だと思えなかった」と話しておられて、自分のこの境遇はたまたまなんだなあと思いました。
と書くと、いかにも説教臭い芝居を想像されるかもしれませんが、そんなことはないです。上品な笑いあり、ペーソスありのいかにも良質アメリカ演劇な感じでした。

東京では月1ペースで上演されているとのことですので、出張のついでにでも是非。

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