トカゲなる日々

劇団万国トカゲ博覧会の生態

舞台芸術と法律ハンドブック

舞台芸術と法律ハンドブック 公演実務Q&A
文化法研究会編著

こんな本を読みましたというご紹介。
芝居の脚本を書いた人間は、著作権著作人格権を持っています。著作権というのは複製権・上映権・翻案権などをひとくくりにまとめたもので、財産権であるため他者に譲渡することができます。著作人格権というのは公表権・同一性保持権などを指し、人格権であるために譲渡ができません。
上演に関わった人々が保有するのは著作隣接権といって、録画権・放送権などが含まれます。芝居は総合芸術ですが、現状では芝居全体を一つの著作物として扱う仕組みがないため、装置や音楽といったそれぞれの要素に分解した上で著作権法が適用されます。
その他、チケットを委託販売する場合の契約事項、不慮の事態で公演中止になった場合の払い戻し、観客が怪我をしてしまった場合の責任の所在など、実際に起こり得る状況に即したQ&A集がどっさり載っている一冊です。
「海外から公演団体を招く場合のビザ申請について」なんて項まであって、いわゆる小劇場界の人には縁の無い話題の方が多いのですが、それでも皆今すぐ読めばいいのにと思います。基本的な考え方を知っておくのは大事なことです。
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